胃の検査1 バリウム透視検査

バリウム検査 内視鏡検査 ピロリ菌検査

胃の検査の代表であるバリウム検査、内視鏡検査と最近注目されているピロリ菌検査について解説しましょう。この頁ではバリウム透視検査について、です。

バリウム透視検査

バリウム検査の進め方

一昔前までは、胃の検査といえば「バリウム検査」でした。口からバリウムを飲み、発泡剤をその後に服用します。胃をふくらませることで、バリウムのよく残るところ、はじくところを強調し、病変を精密にうつしだすことで病変を発見しよう、という検査です。

バリウム検査の問題点

まずバリウムを飲み、その後で発泡剤を服用した上でレントゲン台の上で、ゴロゴロと動き回り(体位変換)、撮影した胃の影を観察するのです。

早期胃癌を発見しようと、本邦の放射線科医や消化器内科医が血のにじむような研鑽をつみ確立されました。内視鏡検査が一般的ではなかった時代には、レントゲンフィルムだけでお腹を切っていた時代もあったのです。

しかし、バリウムは腸の中に残るので、検査の後に便秘しやすくなります。また、かりにフイルムで癌が疑われる影をみつけたときには、その次に組織診断をするための内視鏡検査が必要となります。

しかし残念ですが、バリウム検査の写真をくわしく正確によみとる医師がどんどん減っています。つぎに述べる内視鏡検査では病変を直接観察でき、組織診断もでき、最近では内視鏡を利用して治療もできるようになっています。わざわざ影を見るバリウム検査を勉強しよう、という消化器医が減るわけです。

ウェブ標準 css準拠ウェブ標準 xhtml準拠マックで作りました

(医)啓松会 飯原医院 肛門科、外科、胃腸科、整形外科、皮膚泌尿器科、リハビリテーション科、放射線科 

大阪市東淀川区小松3-5-31 Tel 06-6328-2500 (c)飯原医院 2006- サイトマップ